研究計画書12011/05/14 21:52

大学院の授業がようやく始まりました。
ようやく少し落ち着いてきましたので、また再開します。

社会人受験生にとって、最大の問題は、研究テーマを何にするかと言うことです。
研究テーマや研究動機は、入試でも最も重視されるところだと思いますので、慎重に考えなければなりません。

今現在、税務や会計の仕事に就いているのであれば、普段の仕事の中で疑問を感じていることを選ぶのがよいと思います。

私自身、お客様の案件で自分自身よくわからず、もっと勉強してみたいというテーマを選びました。
選んだテーマは、「借地権課税」です。

本音を言えば、私は消費税法の課題について研究したいと考えておりましたが、会計大学院のOBの方から、研究テーマは法人税法に関連したものにした方がよいというアドバイスをいただいたので、テーマを変えることにしました。

しかしこれは、進学しようとする大学院にどのような先生がいて、どのような指導を受けることができるかどうかによって変わってくると思います。

大学院にどういう研究をしている先生がいるかを調べることができれば、有利になると思います。

研究計画書22011/05/21 23:06

仕事と学校の両立は思ったより大変です。
学校の授業は、やはり予習に時間がかかりますので、勉強時間はいくらあっても足りないという状況です。

さて、研究計画書です。

研究テーマを借地権課税と定め、それで入試に臨んだわけですが、面接試験では、「なぜ借地権課税なのか」ということを突っ込まれました。

というのは、借地権課税の論点は、法律や判例に関する研究となってしまうため、「なぜ、それを会計大学院で勉強するのか?」という疑問をぶつけられたのです。

そういう研究をするのであれば、会計大学院ではなく、法学研究科の方がよりよい研究ができるのではないかと言われてしまいました。

結局は、自分の志望する大学院と、自分の研究テーマとのすり合わせが自分の中でできていなかったのではないかと思います。

入試では、「職業会計人として会計の勉強をやり直したい。」ということを主張し、最終的に合格することができましたが、もっと研究テーマの選択には情報が必要だったと感じています。

とはいえ、研究テーマは、大学院に入学したあとでも変更することは可能です。私もこれからもう一度研究テーマを考えたいと思います。